こんにちは！
奈良のリフォーム専門店　Do!のリフォーム奈良橿原店 平井です。

今回は、重量鉄骨３階建てＡＬＣ外壁の屋上庭園のベランダから雨漏り発生によりご相談を頂きましたお客様のご紹介です。





原因
新築当時の防水処理は、アスファルト防水を行っておりましたが１８年程前にアスファルトの劣化により気泡（浮き上がり）が発生ひび割れによりに雨漏りの発生。
対応としてシート防水工事を他社業者にて実施。
既存の物入や貯水槽を残したままシート防水処理を行ったため、取合処理が完全防水処理には程遠い仕上がりになっていました。
　　　

　　　

当社の対策

当社では、お客様と今後の屋上ご利用方法についてしっかりとお話・相談をさせて頂きました。

・屋上での家庭菜園を行わない確認
・電気温水器も３５年お使いの為、撤去を行いエコキュートを地上に新設置
・鉄製手摺の足元が腐食していた為、撤去を行う
・水勾配が緩い為、勾配の取り直し
・ＦＲＰ防水（fiberglass reinforced plastics》繊維強化プラスチックにて防水層を新設し雨漏りを防止

上記をご提案


屋上の水槽タンク・植栽・物置等全て撤去

　　　　
防水コンクリートにて水勾配の取り直し


土間コンクリートの乾燥確認


プライマー塗布


排水口　ドレインパイプ新設（ＦＲＰ防水床と一体化）パラペット出隅のＬ型ＦＲＰアングル設置


通気シート（抜気シート）敷き込み
（コンクリート下地とＦＲＰ防水との縁切り通気を行う及び躯体の動きに影響を受けない為）


通気シートジョイント部分を防水テープにて接着（剥がれ作業中の捲れを防止）


ガラス繊維マット敷き込み


不飽和ポリエステル樹脂塗布（ガラス繊維マットを固める溶剤）
繋ぎ目が無く一体形成を実施


土間コンクリートと通気シートとの間に発生した湿気等を排出する抜気搭設置


抜気搭設置後、ガラス繊維マット・不飽和ポリエステル樹脂を塗布し一体成型


ＦＲＰ防水工事完了

これにより、屋上全体をＦＲＰ形成し繋ぎ目のない一体形成の防水層を作りました。
雨漏りの心配が無くなりました。

この様に、今だけの工事で無く５年後・１０年後を見据えたお客様にとって一番ベターな方法をご提案させて頂きます。

お気軽にご相談ください。





対応エリア
橿原市・大和高田市・桜井市・ 葛城市・磯城郡・田原本町・北葛城郡・広陵町・ 香芝市
高取町・明日香村・ 御所市・天理市・ 大和郡山市・生駒郡・奈良市（一部地域のぞく）



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