リビング・居室の増改築
リビングや居室の増改築では、入口を設けて必要な部屋を増築する場合と、リビングの壁一面を解体して増築部分とつなげて部屋を広くする増改築があります。前者の場合、納戸や子供室などもう一部屋欲しいというときに適していますが、敷地や窓の関係で元々の部屋が暗くなったり、使い勝手が悪くなってしまったりする場合があるので注意が必要です。リビングを広げる場合は、増築部分の天井高を高くして開放感を持たせたり、部屋の部分を2階のルーフバルコニーにするといった方法もおすすめです。また増築の場合、外観の仕上げも大切です。外壁すべて合わせて変更できればいいのですが、予算の都合上そうもいかないときは、あえてアクセントにタイルを貼ったり、増築部分の形状を変えてみたりといった工夫で、今の住まいの美観を損なわないように計画しましょう。